建築士・建築家・設計士・・・ややこしい名称をアトリエカドル的見解で解説します。

一級建築士事務所アトリエカドル

2018年02月07日 10:00



建築士・建築家・設計士・・・

一度は耳にしたことがある言葉だと思いますが、「何が違うの?」と感じる方の方が多いと思います。

定義がはっきりしていないものもありますが、アトリエカドル的見解で解説したいと思います。


●建築士

こちらが一番分かりやすいかもしれません。

「建築士」とは資格の名前です。

この資格が無いと建物の設計や工事管理をしてはいけません。

下から順番に「木造」「二級」「一級」とあり、上にいくほど設計や工事管理できる規模が多くなり、一級で制限がなくなります。

資格なのできちんと免許書もあります。


ちなみにこちらが私の免許書。



設計のご契約をさせていただく際に「重要事項の説明」という小難しい説明が義務付けられていますが、その際にこの免許書の提示をしなくてはいけません。

●建築家

これが一番難しく、正解は無いかもしれません。

イメージとしては、全国規模、世界規模で活躍されている、先生と呼ばれるような方といった感じでしょうか。

芸術家的な印象が強い気もします。

何となくすごそうな感じがしますが、資格は無いのでだれでも建築家と名乗ることは出来ます。

(建築士の資格を持っていないのに建築家と名乗るのはグレーゾーンらしいです。)

設計をしている方なら、だれしも憧れる響きでもあるんではないでしょうか。




●設計士

これは単純に「設計をする人」という意味です。

こちらも資格では無いですが、何をしている人か分かりやすくいので私は好きです。

ハウスメーカーさんなどでは、営業さんが間取りの打ち合わせし、設計さんが図面を描いたり申請をしたりといった業務をするというパターンもあります。

そうなってくると、だれが「設計士」に当たるのか、見解が難しいところでしょうか。




アトリエカドルとしては、業界特有の堅苦しさ・取っつきにくさを少しでも減らし、建築・住宅の事を身近に感じてもらうことを優先としています。

その為には肩書は優先ではないと考えますが、「一級建築士」という国家資格だけは間違いないものですので、ご安心ください。




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