床面積・建築面積・施工面積・・・分かりにくい建築用語解説シリーズ
床面積・延床面積・建築面積・施工面積と、建物の大きさを表す言葉があります。
馴染みのない方にとっては違いが分かりにくいと思いますので、今回はこの辺りを解説します。
■床面積・延床面積
「床面積」は建築基準法で定められた言葉です。
文字通り建物の広さで、各階の広さを示します。(〇階床面積など)
そして、建物全ての階を合わせた床面積を
「延床面積」といいます。
一般的に建物の壁の中心を基準に測ります。
なので、実際の面積よりも若干狭めになります。
例えば、壁と壁の距離が91cmの場合、壁の厚さが13cm程度あるので有効では78cmになります。
この床面積・延面積が実際の大きさですね。
■建築面積
「建築面積」は建築基準法で定められた言葉です。
建物を上空から見た時に見える面積です。
基本的には1階の床面積ですが、2階が1階よりせり出していたり、屋外でも壁に囲まれて屋根があるスペースは建築面積に含まれます。
よく
「建坪」という言い方をしますが、多くはこの建築面積の事をいいます。
ただ、建坪は建築基準法で定められた言葉ではないので、人により意味合いは変わってくるでしょう。
■施工面積
「施工面積」も建築基準法で定められた言葉ではないため、建築会社により見解はさまざまです。
延床面積に、バルコニー・ベランダ・吹き抜け・玄関ポーチなどの床面積に算入されない部分を含んだものが一般的ではないかと思います。
ハウスメーカーで坪〇〇万円という売り方をしている場合、この施工面積の場合が多いのではないでしょうか。
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